キルティング生地とは、生地と生地の間に綿が入っており、更にその綿がずれない様に上からミシンで縫い付けてあります。
通常の生地は、オックスやブロート、シーチングと種類が分かれていますが、キルティング生地も同じです。オックスキルト、ブロートキルト、シーチングキルトの3つに分類されます。
キルティング生地も物によって薄くペラペラとしたものから、厚みがあったしっかりとしたものに分かれます。作るものによって生地の厚みを選びましょう。
ステッチ幅はマス目の大きい役3.5cmマスのものや、マス目の小さい約1.7cmマスに分かれます。
製造の過程で「目飛び」という糸が切れた粗悪品が売られている場合があります。裏面を見てシワが極端に寄っている商品には気をつけましょう。
キルティング生地は糸が解れやすい生地です。購入する時は2マス余分に生地を買ってからロックをかけ、糸の解れを防ぎましょう。
パッチワークキルトをやりたいと思った場合、当たり前ですがキルティング生地を購入しなければいけません。そのときは、いろいろなデザインの生地があるので、自身が作りたいパッチワークキルトがどのようなものか考えて購入するようにしましょう。パッチワークキルトをするためには、何枚ものキルティング生地が必要になるため、購入するデザインをすべて決めておいたほうがよいです。なお、キルティング生地には厚さがあるので、いくつも生地を組合わせて、何かしらのアイテムを作りたいときは気をつけましょう。バラバラの厚さのものを購入してしまうと、見た目が悪くなってしまうため、一枚の厚さにきちんと統一することを強くおすすめします。
キルティング生地のデザインは、たんにカラーが異なるものもありますが、動物のイラストや和柄などさまざまなデザインも用意されています。大人が使うアイテム向けのものもありますし、完全に子供向けとして作成されたものもあります。現在では数多くのお店でキルティング生地を取り扱っているため、いくつかのお店を見て回れば、きっと気に入るデザインと出会えるでしょう。もしも見つからないのならば、インターネット上で生地を販売するショップの活用をおすすめします。
厚さを気にしてキルティング生地を購入するのなら、作成するアイテムに合ったものを選びましょう。それぞれの生地の厚さを統一すればよいというわけではなく、コートや鍋つかみなど、それぞれにベストな厚さがあるので気をつけなければいけません。どのくらいの厚さがよいのかは、パッチワークキルトのやり方を説明する本やホームページを見れば載っているはずです。作成した経験があるのならアレンジするのもよいですが、初めて作る場合は先人が用意してくれた情報を使いましょう。